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死者を哀れみ悼む心

毎朝の通勤途中 目にするのが
この「二塚供養塔」
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何だろうなあといつも思っていたけど
その答えは「いたばしの昔ばなし」にあった

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その中に「五十三、二塚のはなし」がある

それによれば 戦国時代 赤塚村でも激しい戦があり
多くの人や馬がなくなり
また 弓や刀が放置されていた
それを見て「気の毒に思った」村人たちは
二つの穴をほり、そこに埋め
土を盛って「塚」としたという

それが 戦国時代から500年も経っているのに
今 こうしてそのことを今に伝えているというのは
ぼくには 驚きだ

この「塚」は たぶん私有地にあっただろうし
そのつもりになれば 家を建てたり 
アパートにだってできたはず

でも この「塚」のあった土地の持ち主は
そうはしなかった

そればかりではなく
私財を投じて「二塚供養塔」を建てた

それは昭和五十一年十月のことだという

500年の時を越えて
死者を悼む心を持ち続けた赤塚の人々
連綿と語り伝えられた土地の記憶
それは 奇跡に近いことかもしれない

いたばしというところは
こうした歴史の層がとても厚く豊かな土地なのかもしれない

ぼくたちは その気になれば
自分たちの足元を掘れば
昔の人々の豊かさに触れることができるのだと思う

先日 「二塚供養塔」に立ち寄り その前に立ったら
誰かが 団子を供えていた
by pokkapoka-2 | 2013-03-17 22:46 | 日々雑感
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