「老老介護(?)」のスロープ

今日の夕方、団地で見かけ、思わずカメラを向けてしまった。

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車椅子に、老女と思しき人が頭をうなだれて乗り、それを年配の女性が押している。買い物帰りだろう、車椅子の後ろには白いレジ袋がぶら下がっている。その後ろ姿が、妙に哀しげに見える。

後ろの女性は、ゆっくり車椅子を押しながらスロープを登っていく。カメラを向けるより、手を貸す方がいいのでは、という思いもよぎる。

これは、母と娘の関係、つまり老老介護だろうかと、いらぬ想像を働かせてしまう。

車椅子の乗っていた女性は、人生の最終章の薄暮で、どんな思いが毎日去来しているのだろうか。場合によれば、すでに、車椅子を押している人と間には、もう会話そのものを交わせないような状況になっているのかもしれない。

あの二人は、たぶん、同居しているのだろうと勝手に想像する。これから夕食の準備をするだろう。何を食べ、何を話題にするのだろうか。部屋の中は沈黙が支配し、テレビのお笑い芸人のトークとむやみに明るい笑い声が響いているのだろうか。

いけないなあ、勝手な想像は。


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by pokkapoka-2 | 2017-06-20 00:26 | 日々雑感 | Comments(0)
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